WakeBoard−100日奮闘記
第1章 Standing 第2章 Two-Wake 第3章 Surface 第4章 180-Trick
第5章 BackRoll 第6章 360-Trick 第7章 Tantrum 第8章  Training1
第9章  Training2 第10章 ScareCrow 第11章 Training3 第12章 Training4
第13章 Training5 第14章 Training6 第15章 Training7 第16章 MoreGrow
■第17章  WakeBoarding Experience The 100th Day
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'02真夏 最終章 ウェイクボード体験100日目の軌跡

No.100 ウェイクボード100日目記念キャンプ
  日時:2002/8/10
  場所:堀江海岸
1.THE 100th DAY
5シーズン・丸4年・100日ウェイクボードを振り返って
 そっかぁ〜、丸4年も経過してマダ100日目なんだぁ〜。 毎週1日ペースでツキ4日、6ヶ月で24日、4年で100日だな。 みなさん100日ウェイクボードに行って、どのくらい上達するんだろ?? まあ自分自身では標準的な成長過程・時間かなぁ〜なんて周り見ながら思っております。 とりあえず100日を節目に自分のウェイクボード青春を振り返って最終章です。 今日は100日目を記念して堀江海岸でBBQ&キャンプで飲んだくれ〜!
 ではでは記念写真(左からTIGER・LEO・ツバサ君・SHARK・カリメロ君・HAWK・ゆうちゃん)。

平成14年8月10日 堀江海岸<ウェイクボードショップ・RYO前>
2.MY TRICK
過去100日間にチャレンジしたトリック
 周りを見ていると僕のウェイクボードのトリック学習ペースって標準的って感じ。 早くもなければ遅くもないかな?? たとえばバックロールだと僕はウェイクボード50日目で初メイクできたんだけど、単純に毎日2ヶ月間頑張ればメイクできる、ようするに、そういうことだと思います。 ご参考データにどうぞ!

▲360
 やっぱり180が出来たところで360に挑戦って人が多い。 最近はインバート系より横回転の方が流行だし、なんといってもチャレンジするのが怖くないですからね(やっぱりインバート系チャレンジは度胸がいります)。 といってもハンドパスの360ってインバートトリックより難しくて、僕が初めにメイクできたのはあくまでラップ360。 現在ブラインド360ハンドパス(左動画像)チャレンジ中です。 波の小さなジェットの方がもちろんメイクするのは容易、初めはジェットで練習するのもいいかも。
初チャレンジ ウェイク2シーズン目当初
初メイク 初チャレンジから半年後(2シーズン目終盤)
難易度 度胸も危険性も少ない技。 ただ難易度は高く、ラップ→ハンドパス→ブラインド→シフティー→540→720。。。とレベルも上がっていくし、波が大きいほど難しいゾ!

▲バックロール
 バックロールは現在メイク率90%程度。 普通にメイクできるようになったし、比較的大きくてゆっくりした回転もできるようになってきたので、最近はリバートやグラブなんかの変形にチャレンジ中。 バックロールはウェイクボード初心者の目先の憧れのトリックで、インバート系の入門編。 とか言って僕はメイクするのに丸1シーズン以上かかりましたけど。 回転して足から下りるまではすぐ出来るんだけど、そこからメイクするまでが長い道のりなのだ。
初チャレンジ ウェイク2シーズン目当初
初メイク 初チャレンジから1年後(3シーズン目中盤)
難易度 バックロールは危険性も少なく、1回チャレンジしてしまえば2回目からは怖くもないはず。 2ウェイクさえ出来るようになれば、基本的にはメイクの可能性大。 初級者も気軽にトライしてみよう!

▲タントラム
 タントラムは現在まったくせず、もしかしてメイク出来ないかも。 バックロールが出来た頃にチャレンジしてみたら案外簡単にメイクできてしまったトリック。 ただ見てのとおりのバク転技なので、腰の負担が大! ギックリ腰になって1ヶ月ほど生活もままならない生活を体験してから封印してしまいました。 もう腹筋も回復したんで再度チャレンジしてもいいかもねぇ〜。。。
初チャレンジ ウェイク3シーズン目中盤
初メイク 初チャレンジから1ヶ月(3シーズン目中盤)
難易度 難易度はバックロールかタントラムかってところ。 これもそんなに危険性がないので1回チャレンジしてしまえば、そんなに怖くない。 自分から回ってしまわないように要注意。

▲スケアクロウ
 スケアクロウは現在メイク率70%くらい。 まだまだ高さが足りないので、高さと距離を出す練習中。 今一番楽しい技ですね。 ウェイクボードを始めた当初、自分の中でもスケアクロウをメイクする事が目標でしたので、とりあえず5シーズン目100日目にして一息ってところでしょうか。 とにかくメイクできて目標達成って感じです。 しかし一番怪我が多かった技で難儀しました。
初チャレンジ ウェイク4シーズン目当初
初メイク 初チャレンジから半年後(4シーズン目終盤)
難易度 僕は初チャレンジの時に鼻骨骨折で入院以来、結構怪我の多い技。 根性だけではメイクできない、日々努力のいるコツコツ型トリック。 メイクできても、すぐ消えてしまう事でも有名。

▲レイリー
 さてさて、現在挑戦中なのがレイリーだ。 もちろん現在の状態では、まだまだメイクはほど遠い。 ただこれさえできれば、基本的なインバートトリックは総て基本を押さえたようなもの、どんな技でも自分の頭で考える事ができるようになる。 そうだなぁ〜、このトリックは僕のウェイクボードの最終目標でもいいかなぁ〜。。。え?甘い?? んじゃあ、とりあえず今年も目標って事にしておこう。 きっとメイクできたら頭の中に、バラが咲くんだろうなぁ〜。。。できれば大怪我だけはしたくない。。。
初チャレンジ ウェイク5シーズン目当初
初メイク まだまださっ(今シーズン中にメイクしたいねぇ)
難易度 難しくない技だけど根性がいるトリック。 もちろん危険性も大だけど、なによりフルエッジで突っ込める強者のみが越えられる領域だそうな。。。苦手なんだよなぁ〜。。。
3.MY BOARD
歴代のマイ・ボード達
 なんだかんだと言いながら、ほぼ毎年ニュー・ボードを購入しているわけで、ビンディングも既に三代目を利用中。 腕の上達と、自分の目指す方向によって、道具をステップ・アップしていくのも、スポーツの楽しみです。

▲HC142

▲LAVELLE142

▲TEEDA137

▲BELMONT136
HYPERLITE HC142 1998.6〜1999.5
 初代ボードはSHARKがウェイクボード四国大会で準優勝した時の景品ボードを2万円で購入。 ハニカムモデルの初期ボードで、現在のDNAモデルに負けず劣らず軽量モデル。 FINは高さ10センチの初心者FINを使用、当時流行のロング&ナロータイプだ。 初心者の僕にはピッタリのボードで、今でも我が家の倉庫に眠っている思い出の品。 昨年に遊びで乗ったのが最後だけど、その時はやっぱり古さを感じたね。 ハニカムもDNAと比べると、なんだか発砲スチロールっぽくて。。。ビンディングもタダでもらっちゃったけど、初めの1本は、こんなもんで十分!



HYPERLITE LAVELLE142 HC 1999.6〜2002.5
 これもハニカムの142モデル(上記の当時最新モデル)。 初めのボードと長さも材質もなんら変わらないけど、やっぱり新品がほしかった。。。 体力がないので軽量モデルである条件はゆずれないので、やっぱりハニカムモデル。 なんといってもバックロール・スケアクロウ・360・タントラム、総てメイクしたのはこのボードなので、一番思い出の一枚。 長くて広くて表面積が大きくて1枚FINなだけに、着地性能が優れておりました。 初心者は、まずこのタイプをお勧めします(軽・広・長・1本FIN)。 流行の広・短・3本FINは、上達してからね。 先日1万円で友人に譲ってしまったが、大切に使ってやってねぇ〜!! 



KOEI TEEDA137 2001.6〜2001.8
 こいつは、まさに当時流行の広・短・3本FINタイプ、しかも軽量モデルでもなくてズッシリ重たい。 昨年カリメロ君から譲り受けたボードなんだけど、先に言っちゃうと結局2回しか利用しなかった。 ボードって慣れるまでに時間かかるじゃない(まあ1ヶ月ってところかな)?? そのくせ慣れちゃうと、なかなか他のボードに乗れなくなっちゃうじゃない?? だから、最初のフィーリングが悪いと、もう乗る気がしなくなっちゃう。 なにより重くて重くて脚力のない僕には乗りこなせなかったんだねぇ〜。 デザインは最高にカッコイイんだけどね、今ではすっかり部屋のインテリアに変身しております。



HYPERLITE BELMONT136 DNA 2002.6〜現在
 今年モデルの僕の現在利用中のボード。 もちろん今までのボードの中ではダントツで素晴らしいボードだ(でも初心者には扱いずらいゾっ!)。 ハニカムにも匹敵する軽さと、今まで味わった事のない3本FINの切れ味で、軽々と強烈なエッジが得られる。 誰に貸しても帰ってくる言葉が『めちゃくちゃエッジがかかる、早い〜!!』っていう言葉だ。 僕も2〜3日で慣れて、短距離でもエッジがスムーズで、前よりインバート・トリックも大きくなった気がしますっ。 しかも他の板より楽チン、オヤジ的にもピッタリだっ。 もちろん今後のレイリー系なんかにも断然向いている板ですね。 なんだか相性が良すぎて、きっと2〜3年は使っちゃいそう〜、来年はとりあええずビンディングだけでも交換しよっかな(ちょっと今のは不満だし)。 目指すトリックや自分のレベル、体重や身長や脚力、もちろんデザインや色なんかも考えながら、自分のウェイクボードを表現できる1枚と、みなさんも巡りあいましょう〜ネ!!

4.MY RECOLLECTIONS
数々の思い出
 スポーツの趣味っていうのは。。。スポーツってのは、どんな種類にしても技術・技の向上が目的なわけで、その真剣な汗や根性や努力の中で培う仲間っていうのが、また独特の味のある人間関係であり。。。そんなわけでスポーツの趣味にかかせない5つのキーワード感動:怪我:努力:上達:仲間、それぞれの思い出を最後に語ります、ハイ。

感動  僕のウェイクボード史上で感動した思い出ベスト3といえば、BEST3:ウェイクボード初日のスラローム、BEST2:バックロール初メイク日、BEST1:スケアクロウ初メイク日。 やっっぱり何ヶ月も練習して新技がメイクできた日が最高に嬉しい日し、その日だけは仲間のヒーローになれるんです。
怪我  ウェイクボード中の怪我は日常茶飯事で、結局あばら骨折3本骨折&ヒビ4本、鼻骨骨折1本、打ち身・捻挫となんでもありでしたね。 なんと言っても忘れられないのがスケアクロウの練習中にやってしまった鼻骨骨折は手術&2週間入院の大怪我。 それでもやめない根性がボーダーを大きく育てるのです。。。
努力  やっぱりセンスも大事だけど努力が最大の要素なのは間違いないです。 練習課題の技は毎回十回以上はTRYしなくては。 バックロール練習中なんか毎月100回くらいはTRYしてましたね。 それでもメイクするのに半年以上かかったからねぇ〜、じゃあ500回目にメイクって事か??。。。大変だ
上達  何度練習しても独学や根性だけでは上達できない領域があります。 もちろんビデオや雑誌で研究しつつも、やっぱり仲間に上手い先生が『いる』と『いない』では大きな違い。 滑りを見て、違いを指摘してもらえる先生は上級者への近道です。 初心者ボーダー集団の悩みどころでもありますが。。。
仲間  僕がウェイクボードを初めて100日間、きっと一緒にウェイクボードをした仲間の数は50人は越えると思います。 50人の熱意・情熱と、50人のトリック・メイクと、50人との熱いトークは、まさに僕の宝物。 いんやぁ〜、なんてったってコレがあるから続けているようなもんだね、仲間が増えるってのは楽しいっゼ!
ということでウェイクボードを初めてから100日間、4年間にわたって更新してきたこのコーナーも、節目を迎えて完結です。 といっても別コーナーで続きを更新していくのでお楽しみにネ!とにかくウェイクボード万歳!。。。。終演

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