特徴 |
小藪温泉本館、回り廊下が巡らせてある木造の3階建で、大正2年(1913年)に建てられた道後温泉のように貴重な建物、なんと有形文化財に指定されている。 県下でも折紙つきの温泉で、150年以上の古くから湯治場として知られるとか。 他県からも温泉通が通う有名な温泉旅館なのだ。 とにかく建物、部屋、部屋の外、小鳥のさえずり、そして温泉と、すべてが情緒ある最高の雰囲気。 さてここ小藪温泉では温泉と食事(2100円〜)のセットが、いくつか用意されている。 日帰り入浴も500円で可能なんだけれど、なんと言ってもお勧めなのが4000円の炭火で頂く囲炉裏鍋コースだ。 この囲炉裏部屋が限定一部屋なので、もちろん前日までに要予約、食事開始時間を伝えておこう。 まず食事開始時間の一時間ほど前に到着してフロントで受付、そのまま風呂へと向かう。 入浴後に休憩スペースでユッタリ、食事時間になったら囲炉裏の部屋へ。 一時間ほどかけて食事を楽しみ、もちろん食後に休憩部屋でノンビリするも良し、再度温泉に入浴するも良し、山奥の名旅館をじっくり味わおう。 この内容で4千円、日帰り旅行というよりは、本格旅。。。。ですな。 (これ都会で味わったら数万円コースだな) 全国的な名旅館に日帰り入浴できる幸せを、是非! |
|
■旅館フロント
まるで田舎家庭の玄関のようだ
■お土産
フロントにあるプチ土産
■大休憩室
広々とした風情ある休憩部屋
■渡り廊下
歴史を感じる建物の雰囲気
■随所の飾り品
鈍川限定製品も多数あって楽しい
■旅館内の通路
|
温泉 |
風呂施設はシンプルに大浴場のみ。 男湯は檜風呂・女湯は岩風呂となってます。 景色などを考えても男湯の方が、ちょっと良い雰囲気かも。 洗い場も4人分で、一応シャンプーと石鹸はありますけど、タオルも含めて持参したほうがいいです。 清潔感がある浴槽で、露天ではないけど景色も素晴らしいですよ。 ただし狭い食空間なので5〜6人入浴すると・・・超窮屈デス。 やはり空いている時間に入浴するように時間調節しましょう(独占できれば最高ですね〜)。 狭いから皆さん、すぐ出るし。 鈍川温泉と同じアルカリ性単純泉なのでツルツルのヌメヌメ、壁岩の割れ目には石灰石が付着いてます。 その感触といい湯質は最高級、やはり古くからの温泉源は体に響きます。 地元の方も日帰り入浴に来るので、週末日中は特に混雑していると狭い浴槽はたまりません。 温泉だけの利用では、ちょっと物足りないと思いますので、是非食事コースで行ってみてくださいネ。 |
|
■休憩室を見上げる大浴場
■男湯(檜)・女湯(岩)の大浴槽
■洗面場(石鹸・シャンプー)
■割目には石灰石がビッチリ
■情緒ある温泉入口
■脱衣場
|
昼食 |
この山里名旅館の囲炉裏部屋は食事の内容もあわせて、このコーナーで最高得点ですね。 見てのとおり山景色を眺める囲炉裏部屋には炭が焚かれ、アマメが焼かれます。 この炭火で煮る鳥鍋も抜群、地元の山菜をふんだんに使った数々の料理も最高。 高級食材って訳ではないのですが、その自然の素材と部屋の雰囲気で、何杯でもご飯をいただけます。 デザートもついて温泉入浴付で4千円コースなんだけどボリューム満点で、かなりバリュープライス。 宿泊できる部屋は7部屋あって、別途料金で日中に借りることも出来るし、その他にも団体部屋や食事部屋もあります。 ま〜囲炉裏の部屋でいただかないと・・・もったいないですけどネ。 |
|
■4000円コース料理
囲炉裏部屋を貸切にて(2〜6名)
■あまめ炭火焼
囲炉裏でいただく焼魚・・最高!
■山菜鶏肉鍋
囲炉裏でいただく鍋・・イイ!
■カツオタタキ・山の幸
■椎茸煮付・茶碗蒸・胡麻豆腐
■デザート・ホクホク白飯付
■もう雰囲気にクラクラ!
|