ホテル特徴 |
久万高原町にある国民宿舎の古岩屋荘。 「古岩屋」といえば美しい自然の宝庫で、四国カルスト自然公園の名勝古岩屋や、四国八十八カ所札所の岩屋寺のエリア。 四季を通じて自然を楽しみながら、天然温泉と自然の食事を楽しめる宿泊施設だ。 その宿泊者の大半は、もちろん八十八カ所参拝者で、その宿泊の安さに週末は特に混雑している人気の宿。
さて古岩屋荘は国民宿舎なので、それほど贅沢な造りではなく部屋にシャワーもなければトイレも共同、天然温泉施設も簡素な岩風呂で、宿としての魅力は少ないという印象ですね。 まぁ4200円という価格は魅力かな?
しかし、その地の利は多い。 先ほど記述したとおり、眼下には名勝古岩屋という大自然渓谷が、四季折々の風景が部屋一杯に広がる。 特に秋の紅葉シーズンの部屋からの風景は溜息ものだ。 さらには近くにある「久万ふるさと村」や「久万高原天体観測館」も家族で1日遊べるスポット。 夜の宿を抜け出して、天体観測館の望遠鏡観測なんていうのも宿泊ならではの楽しみ方! 近くの久万スキーランドや久万ゴルフ場へのアクセスにも利用価値あり。
古岩屋荘は、宿を楽しみに旅をする・・・というより周辺施設へのドライブとセットで価値を見いだしてくださいネ。 |
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■古岩屋荘
■部屋
■休憩場
■ロビー風景
■レストラン風景 |
温泉 |
一般入浴もできる宿の温泉施設は大きな浴槽のみ。 天然岩を利用した岩温泉は弱アルカリ性単純温泉で、これがなかなか効能抜群。 ただ、窓が無いので景色も見えず、開放感がないので、正直残念。 せっかくなので天然自然の風景が見たかった。 といっても、やはり四国霊場巡りの参拝者達が日中はたくさん入浴してくるので、昼は結構混雑している。 宿泊者だけが入浴できる20時以降に入浴するのが良いでしょう。
朝風呂としても入浴できないのも残念。 温泉施設としては残念だらけで正直お勧めいたしませんが、入浴後の休憩場所の景色は、、やっぱり溜息の出る美しい風景。 せめて浴槽に小さなガラス窓でいいから設けていただきたいなぁ〜。。。 |
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■温泉施設(岩風呂大浴場)
■温泉施設(休憩場)
■温泉施設(休憩場風景)
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食事 |
夕食は、1800円、2500円、3000円、4500円の4コース。 いづれも地元の川魚や天然素材の料理が中心だ。 古岩屋荘の名物といえばキジ鍋との情報があり、せっかくなのでキジ鍋のついている4500円の宴会コースをチョイスしてみた。 宴会コースだけに、大量の種類が出てきて大満足。 キジ鍋も美味だったけど、楽しかったのは川魚の塩カマド焼き、大きな川魚の周りを塩で固めて蒸している料理。 大きな大食堂でいただくので、その他のコースをチョイスしているテーブルも見学してみたが、1800円の夕食コースで十分だと思いました(4500円コースは食べきれなかった)。
朝食も800円の別料金、夕食時には暗くて見えなかった大自然風景も、朝食時には一面ガラスに覆われたレストランからバッチリ見え、一段と朝食が美味しくいただけました。 |
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■晩食(4500円宴会コース)
■刺身、栗飯
■キジ鍋
■川魚の塩釜焼
■朝食(800円)
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