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親友・異性との語らいを嗜好品で演出
そんな時間空間ソムリエによる本格BAR

 LE CLUB 車でいうとベンツ・リムジン、ホテルでいうとヒルトン・ホテル、飛行機で言うとエール・フランス、そしてBARで言えばル・クラブ。 それは『高級』が共通点ではなく、最高の職人による『最高のサービス空間』ということ。 客が考えない、いや無知になってこそ専門職人の腕が光る空間。 我々はただ座って、本来の目的である安らぎと語らいを楽しめばいい。 そこを包んでくれる照明・音楽・礼・カクテル・肴・椅子・テーブル・葉巻と、総てを自然にプロデューズ。 でもね、この文面で『高級ラウンジ』を想像しちゃだめだよ。 この記事を総て読めば見えてくる、お酒を中心とした数々の嗜好品の楽しみ方、それがル・クラブ流の醍醐味なんだよね。

店内
 エレベータのドアが開くと、そこは大人の社交場。 薄暗い店内のカウンター席に深々と腰を入ると、やすらぎ空間の始まりだ。 もちろんグループ用の個室も用意されているが、元気一杯の若者ハッスル君はノー・サンキュー。 今宵は君だけに聞こえる声で会話をするから、本音で語り合おうね。 もちろんカクテルと嗜好品のプロデュースは支配人にお任せだ、君の気分の移り変わりを言葉にすれば、総ての流れは完璧さっ。 あとは僕のハートだけ、だろ?
店
モスコミュール
お店 お店

左上写真 :総支配人村田氏、知・教・礼と総ての最高ソムリエ
左中写真 :STAFF井上氏、ソムリエ目指す若き継承者

お店お店

 うちのホームページで人気投票NO.1の『ル・クラブ』ってショット・バーは何処だ!?って僕が初めてこの店を知ったのは、今から7年前の事。 カップル系のムード満点ってわけでもなく、スーツを着こなす堅苦しさもなく自然体でラフな感じなんだけど、雰囲気はどことなく高級感が漂うラウンジ風。 正直言って初めは雰囲気の良いバーだなって思っていたくらいだったかも(当時僕29歳)。 それが最近なぜだか、ここ一番の時にル・クラブをチョイスするのが僕の定番スタイルとなっていた。 これがいわゆるル・クラブ・マジックだろうか? それともル・クラブが居心地の良い年代に僕も差しかかってきたということなんだろうか? ともあれラウンジ系・ショット・バーで現在36歳の僕が松山一・お気に入りであることは間違いない。
 総支配人村田氏のソムリエへの挑戦は、彼の学生時代の話にさかのぼる。 広島在住時代に始めたBARの仕事をきっかけに、本格的な酒へのコダワリが始まった。 その後、現ピアノ・バー『李白』のオーナーと意気投合しやってきた異国の地が『松山の夜』。 その基本理念は、松山にない最高の酒の嗜好品を探し求める事、同時にそれは、老若男女問わず酒やその他の嗜好品を楽しみたい方に提供することだ。 『お客様にはワクワクして欲しいですし驚いて欲しいです。 お客様に提供するものに関する情報収集や勉強をして、松山に無いもの・世界の文化で素晴らしい物をどんどん紹介して行きたいです』という言葉がうなずけるのが、もうOPENから年中無休で毎日昼には店舗に訪れ、その日の素材の準備や研究をかさねる日々いう24時間ル・クラブ生活だ。 雰囲気重視のカップルといわず、本物志向の同姓グループ客が多いというのも、しっかりウナズけるところだネ。 アルコールは苦手だが酒は大好きな公認ソムリエ。 料理はしないが食材にはコダワル本格派。 たばこは吸わないけどシガー・ソムリエ。 ハテハテ そんな総支配人の将来の夢は『いつかフランスで自家製ワインを造ること』なのであ〜る。
 2004年に場所を移転してリニューアルOPEN。 なんとビルが丸ごとル・クラブだ。 カクテルもメニューも、嗜好品だってパワーアップ。 なにより店内も格段に高品質になり、新たなアイテム『隠し扉の向こう部屋』が誕生した。 そんな、なんとも不思議な空間を極めるには、何度も通って何度も楽しんでほしい。 もちろん今宵も22時〜深夜1時がピーク時。 僕はピークが過ぎた深夜2時を狙って、とりあえず支配人に『あの世のカード』を見せてもらうとしよう。 え?それが何だか知りたいって? まっ支配人に聞いてみて、な〜に、ル・クラブの数ある嗜好品の一つだヨ。

[2004年・11月更新]
LE CLUB
愛媛県松山市二番町1-9-20
Keyholebuilding B1F
Phone:089-931-1995
19:00〜深夜3:00
定休日:なし
LE CLUB 公式ホームページ
 LE CLUBは1994年OPENで今年10年を迎え場所を移転、リニューアルを迎えた。 フランス行きの飛行機「AIR FRANCE」の最高級シートを「Le.club」と呼ぶことが、その名の由来。 名が示すようにコンセプトは最上級の嗜好品と空間を手頃な価格で楽しんでもらうこと。 アルコールも嗜好品もスタンダード類はあえて外し『新しいお酒・嗜好品との出会い』を提唱。 馴染みの酒も良いけど、今の気分で味わいたいものを何となく伝えてマスターへお任せも面白い。 ル・クラブにはカクテルは勿論、ソムリエ、葉巻の専門家、チーズのエキスパートなどが揃っているので、何でも聞けば好みに合わせたものを提供してもらえる。 お酒を飲みたくないときには台湾方式で淹れた本格的な中国茶やハーブティも十数種類あるゾ。 チャージ料金もないので値段もお手軽だ。
僕のお薦めメニュー

オリジナルカクテル各種
スペイン風秋田産無菌豚生ハム
季節のチーズ 盛り合わせ
自家製バニラアイスクリーム
フォアグラの燻製(要予約)
カスピ海産キャビア(要予約)
各種シガー

お店お店
お店
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