まぁ〜そんな温泉の定義なんて書いたところで、実際には地下１０００メートルも掘れば、大体２５度近くの湯は湧いてくるものだし、定義を満たしていても不衛生であれば、逆に体に悪影響だったりしてネ。　それでは、良質な温泉ってどういうものでしょう？　まず、いわゆる上記の温泉定義に基づいた施設の中でも、特に治療効果が期待できるものを　『療養泉』　といいます。　温泉利用施設内にかかげられている掲示板には、その施設で利用している温泉が　『療養泉』　である場合は、適応症・禁忌症が書かれてあり、適応症・禁忌症については、温泉の成分に基づいて医師が決定し掲示することになっています。　それから療養湯でなくても、水もなにも加えない湧いてきたままの　『源泉１００％』　または温泉湯を再利用することなく　『掛け流し』　で利用しているってのも良質温泉ですね。　もちろん　『源泉１００％の掛け流し　飲料ＯＫ』　なんてのは温泉の最高峰の基準ではないでしょうか。　循環式（湧き湯を何度も濾過しながら再利用する）の場合は、その清潔さもさることながら、塩素で消毒してしまうために、雑菌とともに温泉ならではの微生物も死んでしまいますからね。　純粋の湧き湯を使い捨てで利用するっていうのは効能的にも最高に良質だと思います。　だいたい　『昔ながらの温泉地』　っていうのは、湧いてくる湯も地球的規模で地下を循環されているので、良質であると思って間違いないらしいです。

　さてそれでは、そんな良質な温泉を、愛媛県内で探してみよう。　特に療養湯に指定されている温泉と、源泉１００％掛け流しの温泉（一部だけの場合も含む）、そして昔から温泉地として知られている地帯をご紹介しておきましょう。　いろいろネットなんかで調べた情報なので、間違いや追加情報があるかもしれません。　お気軽に是非、メールで管理人までお知らせくださいネ。