I'm coming up so you better get this party started
Nothing escaped your notice!
マ・タ・セ・タ・ナ・エ・ブ・リ・バ・デ・ィ! 松山からの小旅行を提案する Tigerのパワフルトリップ 第二回・DA・ZO! 突然 サドンリーだけど、みんなは「マイナスイオン」って知ってるかい? 最近テレビや雑誌でよく取り上げられているよな。 室内に炭を置いたりしてる人もいるんじゃないか? リラクゼーション効果があったり、新陳代謝を活発にしたり、細胞の老化を防いだり、とにかく体にいいことだらけなんだけど、別に通信販売でその手のグッズを買ったり、早朝散歩しなくてもあるとこに行きゃいいんだYO。
どこに行けばいいのか? 答えは簡単 「森」 だ! Woodsだ! TigerWoodsだ! 頭の大きな元総理じゃないZO! 一昔前に「森林浴」がもてはやされたのもマイナスイオン効果なのさ。 さぁ、テレビや電子機器から発生するプラスイオンに疲れたらマイナスイオンを身体に浴びに森へ行こうじゃないか!
んなわけで、今回の Tiger's Powerful Trip は「徳島県祖谷渓」(いやけい)。 どう? 知ってる? 愛媛の人には徳島って言うと四国の反対側って言うイメージがあって遠いよね? ところがどっこいすっとこどっこい、祖谷渓を地図で見て欲しい。 なーんのことはない川之江のちょっと向こうなんだ。 エックスハイウェイを利用すれば松山からでも、もちのろんで日帰り圏内。 で、なんで祖谷渓なの? 森へ行くだけならば四国はそこいらじゅう森だらけじゃない? (笑)って話だけど、ここは吉野川が四国山脈を横断して流れる中四国一の秘境なのである! 岐阜県白川郷、宮崎県椎葉村と並んで日本三大秘境とも言われているのDA! そして祖谷渓には国内旅行の醍醐味、日本が世界に誇る偉大な文化、露天風呂があるのでR! この露天風呂がまたとにかくすんごいことになっていて、温泉にはちとうるさい愛媛県人でも、しょっちゅう温泉へ行っているどこかのホームページの管理人でも 「Qoooooo!」 って唸ること間違いなし! どうだ? 冒険者達!祖谷渓へ行きたいかぁーっ!?
ほんじゃ行ってみよっ!
Let's join the powerful trip expedition!
Come on! Get the party started!
さて、松山自動車道川之江ジャンクションから徳島自動車道に入り、井川池田ICを降りて国道32号線を吉野川沿いに南へ下る。 ここまではいいな? しばらく行くと川が二手に分かれている。 ちょっとかわいい水色の橋(祖谷橋)が目印だ。 そこの交差点を左折。 ちなみにこの分かれた川が吉野川の源流の一つ、「祖谷川」で、この道は遠く剣山へと続く「祖谷街道」。 後は迷うことは無くこの祖谷街道を道なりに進めばそこは目指す祖谷渓だ。 ここまで松山からの所要時間は約二時間程度。 と、突然そこに現れたのは谷に突き出た岩から立小便をする小僧! よくもまぁそんな恐いところから小便が出るもんだ。 なお、この32号線から祖谷川沿いのコースはかなり道路が狭いので運転に自信の無い方はそのまま32号線を直進し、大歩危駅から祖谷渓道路経由で行くこと!
ホテル祖谷温泉
さてまずは長距離ドライブの疲れを癒すべく風呂だー! ということで最初に着いたのは「ホテル祖谷温泉」。 「小便小僧」を越えてすぐ右手にある。 ここは宿泊もできるのだけれど、風呂だけの利用もOKだ。 料金は館内の大浴場と露天風呂、合わせて1500円。 館内の大浴場もなかなかいいのだけれど、ここはやっぱり露天風呂っしょ! というわけでケーブルカーに乗り込む・・・。 そう! SOなのだ! このホテルの露天風呂はケーブルカーで断崖を170m下った谷底にあるのだ! 祖谷渓の大自然を眺めつつ、ゴトゴト5分かけてのんびりと下るとそこはまさに「秘湯」! なんと言っても目の前は渓流「祖谷川」が流れ、木々の緑は色濃く、獣でも厳しそうな狭いV字型の峡谷!透き通るひんやりとした空気を胸一杯に吸い込みながら、体の芯まであったまればどんなストレスだって吹き飛んじゃうぞ!
かずら橋
さて祖谷温泉ホテルを過ぎて祖谷街道を道なりに更に奥へ奥へと進むと、かのフェーマスな「かずら橋」が見えてくる。 国の有形文化資料に指定されてるつり橋で、その昔、平家の落人がいざというときに追っ手から逃れやすいよう切りやすいかずらで橋を架けたとされている日本三大奇橋のひとつだ。 500円を払ってさっそく渡ってみる。 俺は別に高所恐怖症ではないのだけどこーりゃ恐い。 なんせ小さい足ならすぽっといっちゃいそうな隙間だらけ。 そして歩くたびに揺れること揺れること・・・。 間違っても女王様系ハイヒールやガングロ系厚底ブーツはやめといと方がいいぞ。 またここから少し歩くと「琵琶の滝」っていう名所もある。 そちらも是非覗いてみよう。
ちょっと小腹が空いたならすぐ近くの食堂でこの地方の名物「でこまわし」を食べるべし! これは早い話、田楽なんだけど豆腐の他に蕎麦ダンゴや手作りこんにゃくをミソだれで焼いて食べるんだ。 店によって具は多少違うけどな。こりゃやみつきになるぞ!
ホテルかずら橋
さて、軽く汗をかいたらやっぱり風呂でしょ! 次はかずら橋の近くのその名も「ホテルかずら橋」。 ここももちろん日帰り入浴可能なんだけど、はっきり言って今回のパワフルトリップのもっともインポータントな目的地である! さっきのホテル祖谷温泉ではケーブルカーで谷を下ったのだけど今度はなんと崖を上ちゃうぞ! さっそく乗車口へ向かうと「天空露天風呂」と書いてある。 天空だぞ! 天空! 宮崎監督もそりゃびっくりだ! ちなみに入浴料金は館内の大浴場と合わせて1000円とリーズナブル。
ゴトゴト急斜面を登るとそこには趣向の違う3つもの露店風呂があり、雄大な四国山脈を見渡す「雲海の湯」(男湯)をはじめ、木々に囲まれた「樹海の湯」(女湯)そして岩風呂の「筍の湯」。It's
So Wonderful Nature! でね、この「筍の湯」っていうのがさ、混浴なのだー! コ・ン・ヨ・ク!! うっきゃー♪ 家族で入るも良し、恋人と入るも良し、素敵な出会いを期待して入るも良し、そして不倫カップルもどーんとこいだー! (宿帳とかに「妻」って書いちゃったりするんだろうか?) いろいろ「熱くなる」のは分かるけど、くれぐれものぼせてしまわないようにナッ!
お食事祖谷橋
さて、露天風呂も十分、満喫できたらお腹もすいちゃうZONA!! このあたりの食の名物と言えばなんといっても「祖谷蕎麦」! 四国をはじめ西日本って蕎麦よりもうどんの方がメジャーなのでなかなかおいしい蕎麦には出会うことが少ない。 しかーし! この祖谷蕎麦は蕎麦といってもそんじょそこいらの蕎麦ともワタシャアナタノソバとも全然違うのだ! というのも普段、蕎麦屋さんで食べているのと違い、この祖谷蕎麦は蕎麦粉100%でできてるんだ。 まさに完全無欠蕎麦!
大歩危から祖谷温泉郷のあたりにはドライブインをはじめ、いろいろな蕎麦処があるのだけど、正直、中には「えっ?こんなもんか・・・」っていうお店もある。 まぁ、観光地だからそれも仕方の無いことかもしんない。 そこでTiger Power Puuuush! モノホンの祖谷蕎麦を食べたかったら国道32号線沿い祖谷口(祖谷街道へ左折するところ)の「お食事祖谷橋」に行くべし!! 一見、普通の蕎麦屋さんだけど侮るべからず。 余分なものが一切入ってない麺は超極太! VeryThick! そして短い! And
Short! まさに俺の生き様そのものみたいな麺だ。 ちゃきちゃきの江戸っこでもこれを噛まずに食べちゃうとお腹が痛くなるぞ。 そして当たり前のことだけど蕎麦の風味がまたすんごいのである。 普通の「蕎麦」とは明らかに違う種類の食べ物だ!! はっきり言って「麺類」ではないぞ! ummmm,It's
so Tasty!
いろり茶屋ぼけ亭
私、蕎麦ってどうも苦手で・・・・・(実はウチのオカンがそう)という方には「いろり茶屋ぼけ亭」もTigerPowerPuuush! ここも祖谷蕎麦が置いてあるのだけれど、名物はなんといってもきつねうどん! 手打ちならではの強靭なコシ! あっさりとしたツユ、ジューシーな油揚げ! うどん王国、香川に住んでいた私が断言する! ここのうどんは抜群にうまい! 場所は国道32号線沿い、大歩危駅からちょっと北へ行ったところに「ラピス大歩危」という石の博物館がある。 そこから少し池田寄りのところだ。
今回は「のんびりのび太としずかちゃんの旅」なので、ちょっとしか回れなかったけど、この他、大歩危渓で舟下りしたり、ラフティングするのもオススメだし、もっと手軽に祖谷川に下りて水遊びも楽しい。 他にも温泉施設や武家屋敷など見所はいろいろあるので是非、探索してみてちょーだい!!
今回のパワフルトリップでかかった交通費
高速代金(松山−井川池田) ¥5800円−(往復)
ガソリン代 ¥3000円−(※自動車の燃費による)
さて、第ニ回「徳島県祖谷渓」はでや? 「あっ、ちょっと行きたくなったかも?」と思ったら今すぐインターネットを終了してインターチェンジにGOだ! おっとその前に地図をPrint
Outして行った方がいいかもしれないぞ!
感想、意見、なんでも聞かせてくれ! <civa@shikoku.ne.jp>
「ここへ行け」とか「あそこを教えろ」等のリクエスト、質問ももちろんOkだ! そして応援メッセージやファンレターももちろん大募集だ! (笑)ただし、クレームだけは勘弁な。
じゃ!
Don't miss next powerful trip!
See you!
知る人ぞ知る松山野獣会の命名者で管理人LEOの名付け親でもある(笑)。 生まれは愛媛県五十崎町、育ちは大洲市、その後、松山在住。 主に中四国全域が活動エリアでバスフィッシング、キャンプ、スノーボードなどアウトドアスポーツを満喫している。 反面、年間、30枚の音楽CDを買い、30冊の本を読み、50本の映画を劇場で鑑賞するインドアなヤツでもある。 まさに”暇人、実は暇なし”なのだ。
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