どうも、第二回目の連載を迎えました管理人のLEOですっ! 第一回目として温泉ネタの話をしたら、結構評判がよかったのね。 しかも温泉マニアが愛媛県民に多いことも発見、なるほど多いんだな温泉フリークの人って。 しかし僕の温泉フリーク度は超一流だぞっ! という事で、あと数回は温泉ネタでひっぱっていこうと思います。 もちろん愛媛県内の隠されたネタ付きでね。 愛媛観光案内の温泉コーナーと合わせて読んでもらえれば、県内温泉のコツとツボを、確実にものに出来る事まちがいなし、ヤネ。
天然温泉施設といえば、まず基本となるのが大浴場にジャグジー風呂にサウナに水風呂、最近の施設だと歩行湯とかミストサウナや塩サウナなんかもあったりしますね。 でイロイロあるけど、どの風呂が皆さんは一番好き? どの設備が最大のポイント? 僕はねぇ、そりゃ〜もう、なんと言っても『露天風呂』だしょ〜!
温泉なんていうのは、健康の為だとか美容の為だとか言うけれど、毎日通っているお年寄りはともかく、週に1回通ったところで、絶大な効果があるはずもないでしょ。 結局のところ『精神的リラクゼーション施設』なわけですよ。 温泉から出て生ビールでも飲んで、家に帰ってホカホカの体で布団に入る。 その時にさっ、『あああ・・明日から仕事がんばっちゃおうかなぁ〜』なんて気分でグッスリ眠れば、それが最大の温泉効果なわけさっ。 でもって、そんな温泉効果を絶大に発揮するのは、やっぱり露天風呂だろうねぇ。 目で、耳で、体で、肌で、全身にリラクゼーションのエキスを注入できる要素が詰まった『露天風呂』こそが、温泉施設の評価ポイントですね。
ではでは僕の理想の露天風呂を想像してみよう・・・(目を閉じました)! まず温泉湯は暖かめの42度でヌルヌル透明色、外気は涼しい16度前後で、秋のそよ風が吹いている(季節は秋)。 周りは森林に囲まれて木々の香りも漂ってきて(香り的にはヒノキがイイ)、リスの姿や小鳥のサエズリがこだまします。 すぐ側には清流が流れていて河のせせらぎが聞こえてきますネ(サラサラサラ)。 『一面に海の見える温泉が好き』なんて人もいますけど僕的には×、潮の香りより木々の香りの方が好き。 しかも混浴、若い女性の旅人が一人入浴してます。 『あなたも旅の方ですか?』なんて話しかけられて・・・・いやいや、ちょっと話が別方向に盛り上がりそうなので、混浴は無しにしよう。 まあ北海道や東北にある有名な温泉系は、大草原とか森の中とか海が見える崖っぷちにあって、片道数時間の山道を抜けて・・・みたいな感じで凄い温泉に巡りあいそうだけど、ちょっと手軽じゃなさそうなので、これも×(たまの旅行でならOKだけど)。 やっぱり現実的には、通えるくらい手軽な方がいい。 『そんな温泉が愛媛県にあるかぁ〜!!』なんて、あなた言いました?? ふふふ、では含み笑いをしながら次の章へ続く。
実は上の温泉って、そのまんま宇和島市内にある『薬師谷温泉さがの』のことです(当ホームページ温泉コーナー参照)。 はっきり言って毎月通ってます、松山市民の僕なのに(といっても毎月出張で宇和島市に行ってるんですけどね)。 初めてこの温泉施設に行った時は、本当に感動したね。 ちなみに左写真が、その噂の露天風呂。 『手を伸ばせば川』みたいな、『手を伸ばせば森』みたいな。 この手を伸ばせば・・・・が難しいんですよね、だって周りに民家が一軒でもあると、露天温泉に囲いをしなきゃいけないでしょ(せめて男性風呂くらいは見られてもいいような気もするけど、見られるのはいいけど逆に見えるのが迷惑なのかな)。 囲い壁ができると当然、露天風呂からの眺めもすっかり壁。 そんな露天風呂が多いじゃないですか、だから貴重なんだよね、自然派露天風呂(僕的に、こう呼びます)って。 だからこそ開放感抜群なんだよね。
この『薬師谷温泉さがの』の姉妹温泉にあたる大洲市の『ゆう湯さがの湯』もGOOD。 ここも森林浴が味わえる貴重な露天風呂なんだけど、宇和島店が露天風呂2つに対して、ここは1つで残念。 あと玉川町にある『玉川町営鈍川せせらぎ交流館』も自然派露天風呂があって森林風景と渓谷せせらぎ音を味わいながらリラクゼーションできる。 愛媛県内は、この3カ所が数少ない自然派露天風呂のポイントだね。
愛媛県内の約40箇所の天然温泉施設中、17カ所の施設で露天風呂が用意されてます(僕はもちろん総て制覇しましたが)。 自然派なら『薬師谷温泉さがの』や『ゆう湯さがの湯』や『玉川町営鈍川せせらぎ交流館』だけど、外気の気持ちよさを味わうなら重信町の『見奈良天然温泉利楽』。 ここ『見奈良天然温泉利楽』は温泉敷地の半分が露天スペースで、大浴場・寝湯・打たせ湯・岩風呂・洞窟風呂・歩行湯・水風呂とすべて自然の風を受けての気持ちよさ、中でも洞窟風呂なんてのは露天洞窟の洞穴に温泉というシチュエーション。 あと松山市内の露天風呂では『星乃岡温泉千湯館』の露天風呂は風情があって素敵。 ただまあ、露天風呂に囲いをしちゃぁ〜魅力半減だね。 やっぱり自然派温泉には敵いませんな。 ・・・しかし、といっても町中の温泉の限界かもね、外から見えるとまずいもんね。
雑誌やテレビとかでさっ、全国の名湯とかの番組を見ていると、紹介されるのって必ず露天風呂でしょ? 大浴場やジャグジーやサウナなんかは特集されないのに、露天風呂の特集番組は沢山あるよね。 やっぱり、露天風呂で体感する風景や音や気候っていうのが、その土地ならではの味わいだったり情緒だったりって事で、重要かつ貴重なわけだ。 愛媛県なんかは、全国でも有数の温泉街なのにもかかわらず、あんまり有名じゃないでしょ? ホームページで全国有名温泉とか検索しても、愛媛の温泉ってあんまりトップ10入りしてないし。 きっと露天風呂が充実してないからだと思うんだな。
「誰か瀬戸内海を望む高台に、すんごい露天風呂を創ってくれぇ〜!」
そしたら愛媛も、別府・湯布院に信州・野沢に箱根・熱海に負けない温泉街になるはずだっ。 日本で一番古い温泉街じゃインパクトが薄いよ、どうせなら道後街全体を内子の町並みくらいにすれば別だけど。
「とりあえず僕の家の風呂も、そのうち露天風呂にしたいなぁ〜(夢語る)」
次回は温泉コラム第3段、愛媛県内の家族風呂にスポットを当ててみたいと思いますので、お楽しみにねぇ〜! BYE!
ごぞんじ松山野獣会−愛媛発−の管理人、生まれも育ちも愛媛県松山市で一時は東京での生活を経験するが、やっぱり世界中で一番に愛媛県が大好きだなぁ〜である。 友人も親友も家族も近所にいて、もちろん愛媛県フィールドの遊びならプロフェッショナル、そんな幸せな環境に感謝感激で毎日過ごしている。詳しくは自己紹介コーナーをどんゾ。
|