どもども、久しぶり更新のLEOコラムですっ。 第4回の超満腹感な管理人生活、温泉ネタで第3回目まで引っ張ってきましたが、さて今度は何をネタにしようかなぁ〜!? ようし、僕の松山青春時代の満腹生活を赤裸々に告白する事にしよう! ・・・・『なになに? それって、どこかのコーナーで昔見た<今昔物語>っていうコーナーのパクリじゃないの〜?』 な〜んて思った人、だ・だ・だ・大正解! ヨっ、さすが松山野獣会ツウだっ。 だって、もう<今昔物語>コーナーは削除しちゃったから、ここのコーナーで復活させてくれ〜!! しかも、今回はパワーアップして第8回までの5連載しちゃうもんねっ(まあ言うなればリメイク版だなっ)。 題して『松山市内の遊び場の歴史を語る 今昔物語リメイクバージョン』・・・・・強引に始まりなのじゃっ! まず第一回目は、先月久しぶりにCLUB BIBROSに行ってダンシング魂に火がついたところで((なんなんだよダンシング魂って))、今昔物語『CLUB&DISCO編』のリメイクだ!! ・・・やっぱりどっかで読んだ記事だよってかぁ?
さてさていきなりタイムトリップします。 僕が無事高校を卒業し、松山の夜デビューを始めた大学1年生(昭和62年)の頃の話。 松山市内には3カ所の有名ディスコがありました。 当時人気NO.1だったのがディスコ ラフキャバン(現在のパウンドハウス横のビル5F)、ここが一番アダルトなお店で当然料金も高かったけどお客さんの質もよかったディスコ。 大学生には気安く入ることのできない空間だったけど、当時ココでバイトをしていた僕の大学の先輩につれられて何度か通いました。 店内は真っ暗で唯一エッチな雰囲気が漂うディスコで、20歳代後半のアダルト中心の店だったね、まあぺーペー大学生の僕には高嶺の花な場所だったね。 人気NO.2はカルフォルニア・シティ(現在のCLUB EXの場所)、いわゆるCCと呼ばれたディスコだ。 料金も標準的で大学生から社会人までオールマイティで楽しめる空間だった。 人気NO.3はイースター(現在の大街道入り口の無印ビルの2F)。 料金が安くて、なんと入場料金500円だったので、大学生中心にかなり若い年代で埋め尽くされていたね。 もちろん僕も一番よく通ったお店。 と、ごらんの通り、どの店も完全にターゲット年代が分かれていて、入場料金も営業時間も音楽も店内の趣向も違っていて、うまく常連客をつかんでいたね。 従業員はともかく、客同士のナンパはそれほど激しく行われていなかったしダンスブームもまだ先で、世間的なディスコの認知度はかなり低かったね。 当時のディスコって、なんだか怪しい人達が集まる怪しい場所・・・ってイメージだったかも。
平成の世に入り、平成元年は真にディスコブーム元年ともいえる! 全国的にマハラジャ旋風の吹き荒れた時代だ(おいおい、もう14年前かよ・・・)。 マハラジャが火付け役で全国的なディスコブームとなって、松山市内にも5店舗のディスコが登場する事になる。 その代表店がマハラジャ松山店(現在の銀天街中央付近B1)、店内はキンキラキンのゴージャスずくしで値段も高いが料理も本格的、和洋中にデザートと数十種類のメニューが揃っていた。 ちなみにココのビーフストロガノフはバツグン旨かったナ。 そしてラジャスタン(現在のCLUB EX入居のだんだんビル4F)、アダルトな雰囲気を全面に打ち出し、今でいうCLUBのノリで音楽も楽しみながらの大人の交遊場って感じで、テクノなんてもちもん流さない。 その後、まもなくしてカルフォルニアシティもリベラジオーネと店名を変更し、のちのジュリアナ東京系の方向性を全面に打ち出す。 これらにラフキャバン・イースターを加えた5店舗によるデイスコ戦争が勃発したっ。 合コン2次会・ナンパ目的・ハイセンスな遊び場として、とにかくディスコが熱かった。 踊りが得意なら即モテモテ、全面ガラス張りの店内鏡に自分の姿を映してウットリ、ナンパも同じ店舗で何人もアタック(というか、これが最大の目的だったかも)。 まあ学生・社会人・OL・観光客、みんなディスコ・ディスコ・ディスコの時代だ(後にも先にも、こんなに流行した時はなかったね)。
そんなディスコ戦争にいち早く負けたのがイースターで、格安料金を惜しまれつつ閉館を迎える。 ココの最終日のパーティには僕も参加したが、市内の若者が全員参加してるかと思うほど(大げさ)混んでたのを覚えるね。 次にラフキャバン。 マハラジャ松山店と狙いも方向性も似ていた事から閉館においつめられる。 そして最後にあの全国的なジュリアナ旋風に巻き込まれ、あっさり身を引いたのが当のマハラジャ松山店であった。 ジュリアナ系のリベラジオーネが独占状態に突入していく中、いまどきマハラジャ??なんて馬鹿にされる人々が続出し、場所も銀天街と遠かったのも重なって、なんとも短期間の命であった。 だいたい、都会の真似をして服装チェックが厳重だったのも、ちょっと勘違い??である。 スーツ姿じゃないと入店させてもらえなかったんだゼ〜信じられますか? でマハラジャの黒服(なつかしい響き)の人達が、常連さんを引き連れてリベラジオーネの店員さんになっちゃいまして、ジュリアナ東京系リベラジオーネの全盛期の到来です。 ちなみに当時マハラジャ松山店の入口に飾られていたGOLDタイガーは、キスケBOXのキスケの湯(男性浴室)の露天風呂に飾られております・・・悲しい結末だ(笑)。
結局平成4年、ラジャスタンが週末のみの営業になってしまい、最終的にはリベラジオーネに吸収されてしまう。 リベラジオーネでは、平日営業は3Fのリベラジオーネのみ、週末営業は3Fのリベラジオーネと4Fのラジャスタンのフロアも解放して3Fダンスホールの4F飲食中心別名ナンパホールという営業体制になる。 しかも1年後、結局ラジャスタンのフロアも閉館し、愛媛県内のディスコは唯一リベラジオーネただ一店舗という独占状態となるのだ。
全国的なジュリアナ人気は凄かった。 あれぞまさにブームってやつだな。 そのジュリアナ系の雰囲気を持ったリベラジオーネが唯一の愛媛県内のディスコとなって、ついには深夜番組の「TONIGHT」等でも取り上げられた事から、(自転車でディスコに通う愛媛のギャル!!って感じだったと思う)ディスコ・リベラジオーネ王国到来だ。
ところがブームとは過ぎゆくところもブームたる由縁だっ。 平成8年、ジュリアナ人気の下降とともに全国に流行始めたのがCLUBである。 芸能人達がジュリアナやツイスターを去り、六本木や麻布のアポロやイエローといった小スペースのCLUBに方向転換した事で、松山市にも新たな波がやってくる。 三番町のキスケビルB1にあったパブ「B1」にCLUBババリ−バ(現在のビブロス)がOPENし、続いてクリブクラブやマンホールといったCLUBがOPEN。 ジュリアナの閉館にリベラジオーネも見切りをつけ、ついにCLUB・EXのOPENが平成8年冬の事であった。 しかしOPENしたものの当初は悲惨なものであったEX。 CLUBには似合わない広いスペースと、ナゼか店内中央にお立台が1つ、音楽もすっかり大人ぶってしまいDJも喋らないしで、週末でも数人のお客さんしかいなかった。 平日なんて4人〜5人のもんだ。 あせったEXは、お立ち台も除けて、音楽もパラパラありのテクノやラップありの、DJもディスコのりバリバリにして、結局はリベラジオーネの常連さんが戻ってきてリベラジオーネのままでよかったんじゃないの??って感じになってしまった(お立ち台がなくなった代わりに、カウンターがお立ち台になってしまったけど)。
しかし復活を遂げたCLUB・EXの勢いは凄かった。 丁度このころ(松山野獣会結成の頃)、僕も30歳を目前に最後のCLUB時代に突入していったのだ。 毎週かならず通ったね、熱がでようが泥酔してようが通ったね。 スタッフも知り合いばかりで、常連達も顔見知りばかり。 週末になると外人さんから学生さん、オジサン・オバサンまで踊り狂う!! そんなディスコブームの末路をたどるCLUB・EXが盛り上がる中、登場したのが三番町キスケビル地下の「ババリーバ」から一変して登場したCLUB BIBROS。 アンダーグラウンドな、いわゆる正真正銘のCLUBの登場だっ。 毎日の日替わりのDJによる演出・毎週企画物や貸切のイベント・値段もイベントによって変動して、酔っぱらいのオジサン連中はノーサンキュー、ディスコ通いのミニスカ・露出系ギャルも×××。 結局気がつけば、昔ながらの老若男女・外人・素人さん大歓迎のディスコ「EX」と、若者中心のアンダーグラウンドCLUBのBIBROS、この二店舗時代を迎えていたのである。 更に平成11年、このEXとBIBROSの中間的な特徴を持ったCLUB ALCATRAZが誕生して現在の松山市内三店体制となるのだ。
2〜3年前までは僕も、適当に週末に場所を変えながら通ってたんだけど、今ではすっかり通わなくなってしまった。 それはね、お客さんやスタッフの<質>に疑問を感じ始めたから。 週末に踊りに行くと客同士が頻繁に喧嘩していて、パトカーがきたり店内騒然になったり。 スタッフも誰がスタッフで誰がお客さんか分からない状態。 入口周辺には若者が群がっているし、なんか店の中の客がみんな粋がってるように見えて・・・通わなくなりました。 でも、実は、これが世代交代ってやつなのかもなぁ〜・・・・オヤジになってしまったのかもね。 でも、完全に客層は、この数年で変貌したね。
で、その変化が激しかったのが『CLUB EX』、一番愛着があった分、ちょっと末路は悲しかったな。 昨年に一度は閉鎖されたが、現在は週末のみOPENしたりしなかったり、かなり息絶え絶え状態。 一方、CLUB BIBROSは場所を3番町キスケビルからスカイタワービルに移転してたけど、前より全然GOOD! ますますアンダーグラウンドな雰囲気ただよう本物への道をたどっている気がして、なんか好き風。 また通い始めようかなぁ〜なんて思っちゃった。 余談だけど、ショットバーのDEJAVUも、なんとなくCLUBっぽい雰囲気が昔から好き、最近リニューアルして、ずいぶんスッキリした印象だったけど、なかなか良かったぞぅ。 BIBROSにしてもDEJAVUにしても、やっぱりスタッフがきっちり接客してくれてるところあたりが、僕達オヤジ連中の高ポイントだったりする。
「結局好きなんだよ、みんな あの雰囲気と空間がさっ!」
スタッフも客もいろんな年代・人層あるからさ、どんな格好しててもええやん。 でも店内全体がさっ、平和な雰囲気で、我が物顔なしで、本当に音楽が好きな熱い気持ちが充満していれば、最高っに楽しいよな〜っ。 ワッ、なんか最後おっさん臭く締めちゃったゼ。 んっと、次回はズバリ、カラオケ編だっ! え?? それもなんだか聞いた事ある?? ・・・聞いたことある人は、きょうこ・TIGER・FUNの最新号をこうご期待! じゃね、また次号!
ごぞんじ松山野獣会−愛媛発−の管理人、生まれも育ちも愛媛県松山市で一時は東京での生活を経験するが、やっぱり世界中で一番に愛媛県が大好きだなぁ〜である。 友人も親友も家族も近所にいて、もちろん愛媛県フィールドの遊びならプロフェッショナル、そんな幸せな環境に感謝感激で毎日過ごしている。詳しくは自己紹介コーナーをどんゾ。
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