孤島はミステリアスの宝庫だった!
日時:2005/5/1日〜5/4日
場所:沖縄県与那国島 観光 |
フジテレビのDr.コトー診療所の舞台でメジャーになるまで、一般的に知られることのなかった日本最西端の与那国島。 その景観や歴史や特徴まで、すべてがミステリアスで神秘的。 そんな与那国島を、ぜひ知ってもらいたい。 |
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日本の東西南北の最果てで、唯一、観光できるのがこの与那国島である。 (他の3果は南鳥島・沖ノ鳥島・択捉島) 上記は、【日本最後の夕日が見える丘】に夕日が沈む時に撮影した画像。 その沈みゆく先には、うっすら台湾が見える(石垣島より台湾のほうが近くて100キロほどの距離だ)。 孤島は波や風の影響をうけ、周囲は切り立った岩壁からなり、海底遺跡を含め、これら景観が名所なのだ。 そこにあるのは八重山のリゾートな海の姿は無く、荒々しい壮大な海。 島のいたるところに、馬(与那国馬)や牛が出現して、車の行くてを阻む。。。もちろん糞も散乱。 ゴールデンウィークにもかかわらず人の姿は、集落以外ではほとんどなし。 かなり最強の孤島だ。。。 |
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■与那国話1
与那国は孤島の為、世界最大の蛾【ヨナグニサン】や、日本在来種の小さな馬【ヨナグニウマ】など特有の生物が数多く生息する。 ヨナグニウマを散歩中のオジサンと仲良くなって、乗馬したり話をしたり楽しませてもらった。 馬は寿命は20年ほどらしいが、死ぬ寸前を見極めて、食べてやるのが最大の供養だという話は、感慨深かったナ。 毎朝、ドクターコトー診療所の撮影海岸(比川浜)に行って、話をしました。 与那国の人は、すぐに話しかけてくれるので、すぐに仲良くなれます。
■与那国話2
与那国特有の儀式で利用される酒が古来からアルコール度数が80度前後あったため、日本国内で唯一の例外として法的に60度の酒の製造が認められているのが与那国の泡盛(与那国には3酒造メーカーがある)。 宿の裏にあった入波平酒造所にも、毎日通って従業員の方とお友達になりました(いい思い出〜)。 工場の中も見学させてもたっらり、いろんな古酒を試飲させてもらったり、ディープな泡盛話を聞いて、ますます泡盛が大好きになりました。 60度の泡盛は冷凍庫でも凍らないから、キンキンに冷やして飲むと、旨いらしい。 ってか、旨かった!
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■与那国話3
与那国の名産食物というと、ヤシガニ(八重山諸島の特産)と長命草。 ヤシガニはタラバガニと同じでヤドカリの仲間。 だから身も味噌も味は似てた。 ヤシガニのミソで作るソバやご飯など、ビヤガーデン国境(はて)で食せるのだが、ここでも店主自らが食べ方を教えてくれた。 与那国の人は楽しいなぁ〜。 タラバガニって蟹の仲間じゃないの知ってた? こまかな話を店で教えてくれたんだけど、勉強になります。 長命草は与那国島に自生する野草で、太古の昔から島の人々の健康維持の食物として珍重されてます。 他の諸島にもあるけど、与那国が最も有名で、そば(写真上)や黒糖や菓子など、スーパーや食堂の、いたることろでお目にかかれます(土産に最適)。
■与那国話4
Dr.コトー診療所の撮影は、島中の人に影響を与えていたようで、食堂やショップはもちろん、いろんな場所で出演者のサインや写真や秘話が掲載されていて面白い。 もちろん診療所(写真左上)は見学もできて、診療所の屋上の風景(写真下)が島で最も美しい眺めだ。 島は車で数十分あれば一周できる程度だから、時間があると何度も海岸に遊びに行きました。
■与那国話5
与那国島にはホテルはありません。 民宿が島内に20件ほどありますが、僕が宿泊したのは与那国役場裏の【さきはら荘】。 スーパーや飲食店も集中していて海岸も近く、場所は最高。 もっと最高なのは与那国の人、みんなそうだけど、宿の皆さん。 人が暖かい、めちゃくちゃ暖かい。 本当に、数日間で何人の知り合いができたことかなぁ。 毎日通ったスーパーのオバアや、パン屋のお姉さん。 レンタカー屋のオジイとも何度も遭遇して、そのたびに【ゆんたく】を楽しんだ。 毎夜毎夜、宿でサンシンを弾いて、楽しんださぁ〜。 なにもない島なのに、ゆっくりしようと思ったのに、結局、楽しくて時が経つのは早かった。。。 |
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石垣島を中心とした八重山に旅行した時、南の島を体感し、本当の自然に溶け込んで究極の観光地だと思いました。 与那国は観光地ではなく、まさに究極の離島です。 ハマリマスよ、絶対に。 与那国から沖縄那覇に帰宅する際に、石垣島に寄ったんだけど、石垣島が都会に思えた(笑) |