大洲市・双海町
中心となる撮影現場は大洲市内。 まずは寅さんが金勘定をしていて、うっかり500円札を風に飛ばされてしまい、そこで殿様(嵐寛寿郎)と出逢うという設定が大洲城跡で撮影されます。 そして、大洲の殿様・藤堂久宗(嵐寛寿郎)の家として使われた家が大洲高校そばにあって門前には「加藤家」の表札がかけられています。 現存する「加藤家屋敷」はとうぜん立派! 映画の中では隣接する大洲高校そばの通りなども納められています。 物語冒頭の夢シーンで鞍馬天狗として活躍する寅さんが眠り込んでいたのが伊予郡双海町の下灘駅にある右側のベンチ。 この駅は道路を一本挟んで伊予湾が広がる壮大な景色が、日本で海に一番近い駅として全国的にも有名ですよね。 大洲城下町の手の加えられていない自然な風景がとらえられていて物語にピッタリって感じ! |
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ひとことメモ
ご存じの寅さんシリーズ第19作品であります。 全国を旅しているのだからいずれは愛媛県に来ても不思議ではないけど19作品目とはなんとも早い登場? 内容的には高潔で清廉潔白な寅さんと殿様の関係が面白い作品にしあがっていますが「男はつらいよ」全作品中の話題性では中の下と言ったところでしょう。マドンナの真野響子さんのインパクトが弱いのとストーリーがちょっと現実性に欠けるからかな? |
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