松山市
舞台の中心は広島であるが、主人公の女の子が学校の修学旅行で道後を訪れたシーンで道後温泉前の町並みが撮影された。 撮影には愛大付属小学校の生徒がかり出され可愛い女の子の主人公とのシーンが撮影されたとの事。 映画の内容は、2歳の時に広島市内で被爆し、亜急性リンパ腺白血病と診断され入院、12歳で死去した実在の人物である佐々木禎子さんが主人公で、その闘病生活の映画。 「鶴を千羽折れば幸せがやってくる」と聞き、病気の痛みに耐えながら、薬包紙や見舞い品の包み紙で死ぬまで鶴を折り続けました。しかし願いは叶わず、発症してからわずか8ヶ月で亡くなりました。 亡くなるまでに約1300羽の鶴を折ったそうです。病中、彼女は一言も「痛い」、「苦しい」とは言わず「ありがとう」とばかり言っていたといいます。 この話は実は世界中で超有名です。禎子の話は「飛べ!千羽鶴」以外にも様々な形で小説化されまして、モンゴルではなんと歌にまでなっています。 広島の平和公園に「原爆の子の像」という大きな像が建っていますが、これのモデルも佐々木禎子さんです。 像の裏には「この苦しみは私で最後になりますように。 折り鶴よ、早く伝えておくれ」と刻まれています。 映画の最後に原爆の子の像が登場するあたり、何かドキュメンタリーみたいな感じにもなってますねぇ。 なお「撮影情報」及び「ひとことメモ」については松山野獣会に届いた読者メールより抜粋しております! 情報提供どうもありがとうございました! |
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ひとことメモ
主人公の女の子が広島原爆で被爆して、白血病を患ってしまう。 日に日に白血球が増殖し、肌には紫色の斑点ができて痛々しい。 終いには動くことも困難になって、母は彼女をトイレに連れていく度に彼女を背負う姿、若い女の子に溲瓶はきついです。 タイトルになってる千羽鶴は、病室で死ぬまで彼女が折り続けていたものだったと思います。 で、その子の最後を母である倍賞智恵子が見とるっつー・・・・・・。 母子の愛がとにかく伝わってくる映画でした。 かなり感動で泣ける映画です!! |
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