恋は
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ロード88
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てんやわんや
監督:渋谷実
原作:獅子文六
脚本:斎藤良輔/荒田正男
出演:佐野周二
淡島千景/桂木洋子
概要
混濁の戦後社会を痛烈に風刺して、こみあげるユーモアとうら悲しい人生の哀愁漂う話題の異色作
1950年作品96分

撮影舞台
松山市・宇和島市
 松山や宇和島などで大規模なロケをおこなった作品であり、その豊かな地方色も当時は評価されたらしい。 1950年当時といえば松山市には23館の映画館があり、地方都市では映画街として知られ、かつ道後温泉を中心にした盛り場(繁華街)としても知られていたらしいです。 そういう意味でも風俗喜劇映画の撮影に適した地方都市としては、愛媛県は最適だったのかもしれません。 作品はモノクロという事なので、当時の松山市や宇和島市の雰囲気を知ることが出来る作品としても、是非一度見てみたいですね。 
ひとことメモ
 ユーモアあふれる獅子文六の原作をえて、渋谷実が演出した風刺劇。 渋谷的な味わいの風俗喜劇であり、その本格的な最初の作品といわれている。 また、宝塚歌劇出身の淡島千景の映画デビュー作でもあり本格的な全国公開映画だよ。 

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